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【発達障害子育てブログ】特別支援学級のメリットとは?発達障害の娘の就学説明会参加レポート

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目次

はじめに

こんにちは!

過去記事にも、長女が3歳0ヶ月で受けた発達検査結果「自閉症スペクトラム症・軽度知的障がい」の診断がついて、それから現在の年長さんになるまで継続している療育について書いています。

今回は、娘は次年度小学1年生になるので、いよいよ就学について本格的に動き出す時期ということで小学校の見学と就学説明会(+相談)に行ってきたのでそのレポートになります!

まず感想として、我が家の場合は、今は特別支援学級(情緒)を第一希望で申請を考えています。

そこで、今回先に就学予定の小学校の特別支援学級の見学と、就学説明会(+相談)に参加して話を聞けたことは非常に重要なステップでした。

この記事では、就学相談に参加した経験を通じて得た情報や感想、特別支援学級のメリットについて紹介し、同じように悩んでいる親御さんに役立つ情報を提供したいと思います。

児童発達支援・放課後等デイでの学習時間 

就学説明会の内容と特別支援学級のメリット

就学説明会では、住んでいる市に設置されている「通常学級」「特別支援学級」「特別支援学校」の種類や具体的な支援内容についての説明がありました。

後半は心理士さんから実際の申請手続きの流れ・期限を詳しく説明してくれました。

特別支援学級では、子どもたち一人一人の特性に合わせた支援が行われるため、娘のように発達障害を持つ子供でも安心して学べる環境が整っています。

特に印象的だったのは、「個別の教育支援計画」が用意されていることです。実際年少から通わせている療育も、モニタリングという時期ごとで利用している各事業所での個別の目標・ねらい・進捗状況・今後の目標等を話し合って、保護者もそれに同意→本人のステップアップという感じで考えてくれるので、実際に小学校に上がってからはそれを学校側・担任の先生などと密に相談しながら連携していく。丁寧にみてもらえるのはすごくいいなと思いました。

さらに、「学びの見直し制度」があることも魅力的でした。この制度により、子供の成長や変化に応じて、学びの内容や方法を柔軟に見直すことができます。これにより、子供がその時々の状況に最適な学びを提供される環境が整っています。

特別支援学級:児童生徒最大8名に対して、担任が1人配置され、子供の困り感に応じた指導が行われる学びの場。同じ障がいごとに学級編成される。「知的障がい」「自閉症・情緒障がい」「弱視」「難聴」「肢体不自由」「病弱」「言語障がい」※学年の違う子供たちで学級編成される。

特別支援学級では異学年の子供たちが一緒に学ぶことが多いのも特徴です。

これは、実際に小学校の支援学級クラスを見学させてもらってはじめて知ったことでした。異学年学習について少し気になってしまったのですが、異学年学習のメリットとして、年上の子供たちが年下の子供たちの手本となり、協力して学ぶことでお互いに良い刺激を受けること。年上の子供たちはリーダーシップを学び、年下の子供たちは自然と目標を持って学習に取り組むことができます。

一方で、年齢や学年が違うことで学習内容や進度に差が出る可能性がある点には注意が必要です。

この点をカバーするために、特別支援学級の教師は子供たち一人一人に合わせた指導を行っています。

実際見学した時も、授業で学年が違うのでそれぞれ3方向?ぐらい向きを変えて、先生が教えているシーンがありました。1年生から3年生とかで構成されていました。

特別支援学級の活動として「自立活動」の学習が組み込まれている点も良いと感じました。子ども一人一人の障がいによる学習または生活面での困難を改善・克服につなげていく学習です。

就学説明会を通じて得られた情報は、私たちが特別支援学級を選択する上で非常に役立ちました。

特別支援学級のメリットを知ることで、娘の学びの環境についてより具体的なイメージを持つことができ、今後の就学先選びにおいて重要な判断材料となりました。

よし子

前々から聞いていた話ですが、特別支援学級に在籍していても、通常学級にも籍はあるので、全ての授業を特別支援学級で受ける訳ではなく、音楽とか体育とか一緒に授業を受けられます。これを、交流学習・共同学習というそうです。小学校の見学の際、コーディネーターの方が詳しく説明してくれたのですが、そこでもあくまで本人に合わせて、本人の状況をみながら〜と言ってくれました。

就学説明会で得た気づきと感想

就学説明会に参加したことで、多くの有益な情報を得ることができましたが、その中でも特に印象に残ったのは、発達検査を受ける時期についての迷いが解消されたことです。

私たちは、娘の現在の発達段階を正確に把握することが大切だと再確認しました。発達検査を通じて、より具体的な支援が必要な領域を明らかにし、それに基づいた適切な教育計画を立てることができるのです。

また、通常学級か特別支援学級かの選択についても、多くの情報を得ることができました。就学説明会で得た情報をもとに、両方の学級のメリット・デメリットを冷静に比較することができました。通常学級は、多様な子供たちとの交流ができる一方で、特別支援学級は個別のサポートが充実しているため、娘の特性に合わせた学びが可能です。

最近の娘の様子は、数字や平仮名の読みは出来てきていますが、保育園や療育でも集団で何かのゲームをする、新しいことをする際は、参加を拒否して「見とく〜」や、気持ちが乗らない時は眠たいとぐずったり、新しいことに抵抗があり、慣れるまで時間を要する感じです。コミュ力UPを目標にしていますが、最終的に大人になった時に自立できるようになるのが親としての役目なので、引き続き娘の成長とともに、私たちも正しい情報を調べてサポートしたいです。

相談を通じて、私たちが学んだもう一つの重要なポイントは、学級の変更は原則年度途中で基本的には難しいということでした。これにより、最初の選択が重要であることを実感しました。また、実際に通う予定の小学校のクラスを見学することが、最適な学級を選ぶ上で非常に役立つというアドバイスもいただきました。

最後に、家族全員で話し合い、方向性を揃えることの重要性も触れていました。娘の学びの環境を決定する際には、家族全員が同じ方向を向いて協力することが必要だと。私たちは、就学相談を通じて得た情報をもとに、家族全員で話し合い、娘にとって最適な学びの環境を見つけることができるよう努めています。

迷っている親御さんへ向けて

就学説明会と相談を通じて、これから同じように学級選択に悩んでいる親御さんへ個人的なアドバイスをいくつかまとめてみました。


1. 学級選択に迷ったときのポイント
通常学級と特別支援学級の選択に迷っている親御さんにとって、どちらが子供にとって最適なのかを見極めるのは難しいかもしれません。基本的には、特別支援学級の方が個別の支援が充実しているため、発達障害を持つ子供にとっては安心できる環境です。しかし、通常学級でもサポートがしっかりしている場合がありますので、どちらも見学し、直接話を聞くことが大切です。

通常学級+通級という選択も可。(小学校ごとで通級が設置されている、いない場合があるため要確認。保護者の送迎が現状必要になる※校区の学校や教育委員会に確認してみてください✴︎)

個別の成長にあわせて、保護者と学校側とで話し合い、通級も必要なくなれば学びの見直しで通常学級になるケースもあると仰ってました。

2. 基本年度途中での変更ができないことを事前に知っておく
一度学級を選択すると、基本的には、原則年度途中(2学期から〜とか🙅‍♀️)での変更が難しいことを理解しておくことが重要です。そのため、最初の選択が非常に重要です。選択前には、十分に情報収集し、見学などを通じて実際の雰囲気や支援体制を確認することをお勧めします。

3. 実際に小学校を見学することのメリット
小学校のクラスを見学することで、実際の学びの環境や先生たちの対応を確認できます。これにより、子供がどのような環境で学ぶことになるのかを具体的にイメージできるようになります。また、先生方と直接話すことで、支援の内容や方針について詳しく知ることができ、安心感を得られます。

4. 家族全員で方向性を揃える
家族全員で話し合い、娘の学びの環境について共通の理解と方向性を持つことが重要です。特に、家庭内でのサポートや協力体制が整っていることが、子供にとって最適な学びの環境を作り出す上で不可欠です。家族全員が同じ方向を向いて協力することで、子供も安心して学びに集中できるようになります。

どの学びの場が子供にとって安心して学べるのかについて、お子さんが通っているこども園や保育園、通所している児童デイ等十分に話し合うことも大切だと話しがありました。

これらのアドバイスを基に、皆さんが最適な学びの環境を見つけられることを心から願っています。

まとめ

今回、次年度小学1年生になる娘の就学説明会に参加したことで、多くの貴重な情報と気づきを得ることができました。特別支援学級では、子供たち一人一人の特性に合わせた支援が行われ、「個別の教育支援計画」によって個別に設定された目標や支援が提供されることを知りました。また、学びの見直し制度があることで、子供の成長に合わせた柔軟な対応が可能である点も大きな魅力でした。

特別支援学級では、異学年の子供たちが一緒に学ぶことが多く、これが一つの特徴です。異学年学習のメリットとしては、年上の子供たちが年下の子供たちの手本となり、協力して学ぶことで、お互いに良い刺激を受けることができます。年上の子供たちはリーダーシップを学び、年下の子供たちは自然と目標を持って学習に取り組むことができます。一方で、異学年学習には気になる点もあります。年齢や学年が違うことで、学習内容や進度に差が出ることがあります。また、子供たちがそれぞれのペースで学ぶため、教師のサポートが必要不可欠です。

就学相談に参加することで、通常学級と特別支援学級の違いや、それぞれのメリット・デメリットを具体的に理解することができました。これから保育園の担任の先生にも必要書類を書いてもらい、申請する予定です。

結果が必ずしも希望のものではない可能性もあるのですが、またブログで報告しますね✴︎

説明会の最後で、個別で市の心理士さんに相談出来たので、今の娘の発達検査もこれから心理士さんでやってくれて総合的に判断してくれるというのも、重要な情報でした。※とはいえ、来月かかりつけの発達相談クリニックの先生にも、クリニックでも別で発達検査受けられるのか?受けた方がいいのか相談する予定でいます。

親として、子供の学びの環境を選ぶ際には、正しい情報を得ることが非常に重要です。就学説明会は、そのための貴重な機会となります。この記事を読んでくださった方々が、少しでも同じような状況で役立つ情報を得られることを願っています。


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